この記事では、
家事や育児を率先して行う夫の心理や価値観
について詳しく説明していきます。
近年、女性の社会進出にともない、共働き夫婦が増える中、夫が家事や育児をすることを強く求められています。
みなさんのご家庭で、家事や育児を夫婦で対等に行うことができていますか?
世の中には、「なぜ、夫は家事をしないのか?」といった、夫が家事や育児に参加しないことを批判するような記事にあふれていますが、一方で家事や育児に熱心な夫も確実に増えてきています。
夫が家事や育児をするようになってもらうためにも、家事や育児をする夫の心理を押さえておくことは意味があります。
そこで、今回は、
- 共働き夫婦の家事と育児の理想的な分担って何?!
- 家事や育児をする夫の心理を知りたい!
という悩みに答えていきます。
実際に、私が家事や育児をどの程度行っているかも紹介します。
これから夫に家事や育児をできるようになってほしいと願う方にとって、役に立つ記事になっています。
共働き夫婦の家事と育児の理想的な分担とは
早速質問です。
「共働き夫婦の場合、夫の家事や育児への協力はどの程度あればよいと思いますか?」
この質問を聞いたときに、「常勤の共働き家庭と、夫常勤で妻がパートの家庭で違う。」などと思い浮かんだあなたは要注意です!
こうした考えが浮かんだ時点で、あなたの家庭では、夫が家事や育児に協力しなくてもよいような状況が作り出されています。
どのような夫婦であっても、家事も育児も同じだけ分担することが理想的です。
これは、絶対に忘れてはいけないことです。
昔は、「男は仕事、女は家庭」といっていました。
まさに夫は仕事だけをすればよく、妻は家事や育児だけをしていればよかった時代です。
今は、「男も仕事、女も仕事」ですから、当然「男も家事と育児、女も家事と育児」です。
「夫の方が仕事の負担が大きいから、家事と育児は余り協力できない」という考え方は間違いです。
つまり、「夫婦が、家事と育児を協力して、対等に分担する」という考えを夫婦で共有することが大切です。
こうした価値観を共有した上で、実際に仕事の負担によって、家事と育児の負担を夫婦で調整していくことが望まれます。
夫婦はどのようなことに対しても対等な存在です。
本来、夫婦で対等に行うべき家事と育児について、もしも妻の方が負担が大きくなってしまった場合、上述した価値観を共有することができていれば、夫はいつだって妻に感謝の気持ちを抱きます。
家事と育児をする夫の心理
私は、自他ともに認める家事と育児をする夫です(笑)。
ここからは、私の経験も踏まえて話をしていきます。
私と妻は常勤で働いていて、夫婦で協力して家事と育児をしています。
妻は早出勤務をして、私が遅出勤務をしているため、朝の家事や育児は私の担当です。
ある平日の朝の私の家事と育児について紹介します。
- 家族4人分の朝食づくり,食器洗い
- 長男(小1)の洗面,着替え,歯磨きの手伝い,検温
- ごみ捨ての準備
- 風呂掃除
- 洗濯と乾燥の準備と予約
- 長女(小4)と長男の送り出し
- 出勤直前にお掃除ロボをかける
他にも、長男の布団をたたんで移動したり、ベランダの植物に水やりをしたり、お掃除ロボをかける前に部屋中の落ちているものを片付けるといったこともしています。
なぜ、私が家事と育児をするのかというと、先ほど説明したように「夫婦が、家事と育児を協力して、対等に分担する。 」とい価値観を妻と共有できているからです。
私は、先ほど紹介したように、あのくらい家事や育児をして当然だと思っています。
もしも私がやらなければ、妻がもっと早起きをしてこれらのことをしなければなりません。
それでは、対等な夫婦とは言えません。
とはいえ、これらすべてがいつも私一人でやっているのではなく、妻は朝の準備の合間に、ごみ捨ての準備をしてくれたり、部屋を片付けてくれたりして、お互いがお互いをサポートするようにしています。
家事や育児をする夫は、夫婦が対等な存在であると考え、常に妻に感謝の気持ちを抱いています。
こうした考えを夫婦で共有することが、夫が家事や育児をするスタートになります!
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まとめ
今回は、家事や育児をする夫の心理を中心に説明してきました。
「夫婦が、家事と育児を協力して、対等に分担する 」
家事や育児の分担をする前に、夫婦が対等な存在であることを、改めて話し合って互いに確認していただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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