イクメンアピールする父親が「本当の父親」になりきれない4つの理由

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SNSやテレビなどで、イクメンアピールする父親がいます。

彼らの多くは、育児を全面に出すことで「マウント」をとっています。

こうした父親ほど、自分の子供に向き合うことができておらず、「本当の父親」になりきれていません。

もしかすると、あなたの身近にも似たような父親がいて、困っている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、本記事では、イクメンアピールをする父親が「本当の父親」になりきれない理由について解説します。

ゆう

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  • 父親はなぜイクメンアピールするの?
  • イクメンアピールばかりする夫に不満がある!
  • イクメンアピールばかりする夫に子供に向き合ってほしい!
目次

なぜイクメンアピールをする父親がいるのか

ポイント

イクメンとして振る舞う父親は、子育てや家庭に積極的に関わる姿勢を示すことで、近年注目を集めています。

しかし、一部の父親はイクメンであることをアピールするばかりで、本当の父親としての役割を果たせないケースもあります。

その理由として次の3点が挙げられます。

  • 育児に参加していることを褒めてほしい(承認欲求
  • 男性なのに育児に参加していることを自慢したい(自己顕示欲求
  • 他者よりも優位な立場に立ちたい(劣等感の払拭
ゆう

これらの理由について詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

イクメンアピールする人が父親になりきれないのはなぜか

毒親になる原因

イクメンアピールする人が、父親になりきれないのは理由があります。

その理由を次の4点にまとめて説明します。

  • 育児の実践に欠ける理解と育児スキル不足
  • 表面的なアピールにとどまる
  • 性別役割の固定観念
  • パートナーシップの不均衡

育児の実践に欠ける理解と育児スキル不足

イクメンアピールする父親の中には、頭では子育てや家庭に関心を示していても、実践的な理解やスキルに欠ける場合があります。

子供の感情やニーズを理解し、それに応じた対応を取ることができないため、本当の父親としての役割を果たせません。

また、イクメンをアピールする父親の多くが、一人で育児や家事をきちんとやれるだけの知識やスキルが身に付いてないことがあります。

母親であれば、当たり前のように育児を任され、初めのうちはうまくできなくても、周りの人の協力を得ながら少しずつうまくできるようになります。

そのときに、父親が母親と協力して育児をするかどうかが、その後の父親の育児や家事のスキルの向上に影響します。

子どもが生まれたときに育児に協力しなかった父親は、育児に携わることついての自信がつかず、育児に参加できず、子供に向き合うことができるようになりません。

表面的なアピールにとどまる

イクメンアピールをしている一部の父親は、表面上の行動や姿勢にとどまり、本当の父親としての責任を果たそうとしないことがあります。

特に、子供と公園で遊んだことをアピールをするタイプの父親は、自宅での育児にはさほど参加していない可能性が高いです。

ゆう

子供との関わりを演出するだけで、日常生活や子育てに本格的に参加しない傾向があります。

性別役割の固定観念

「男は仕事、女は家庭」という極端な価値観を持っている人は、現在ではほとんど見られなくなりました。

しかし、私も含めて、いまだに世の中には、「父親は仕事がメインであって、育児や家事は手伝うものだ。」、「母親は仕事をしていても、育児や家事を優先するべきだ。」くらいの価値観は残っている人は少なくないと思います。

つまり、一部の父親は、伝統的な性別役割の固定観念にとらわれている場合があります。

彼らは「男らしさ」や「父親らしさ」を維持するために、子育てや家事に本格的に関わることをためらう傾向があります。

「男は仕事、女は家庭」という価値観を親から受け継いでいる人ほど、現代の父親の役割として求められる育児や家事への参加に抵抗を覚えやすいでしょう。

ゆう

私と妻は共働きで、二人で協力して育児と家事をしています。

自分なりには、父親がやって当たり前のこととして育児や家事をしているつもりです。

しかし、どこかで子どもについては妻がきちんとするべきだと思ってしまっているところがあります。

具体的には、「保護者会は妻が行くべき」「学校対応は妻の役割」などといったものです。

これは性別の役割固定の考えが影響しています。

パートナーシップの不均衡

イクメンアピールする父親とパートナーの間で、子育てや家事の負担が不均衡になっている場合があります。

父親がイクメンであることをアピールする一方で、実際にはパートナーに負担を押し付けていることがあり、これが家庭内のストレスや不満を引き起こす原因となります。

一方で、母親側にも「育児は母親がするもの」という考えが強いことから、男性の育児参加を拒もうとする場合もあります。

実際のところ、妻が妊娠や出産とともに仕事を辞めてしまうと、育児や家事をするのは妻になることが多いでしょう。

そのため、夫が育児や家事に参加しようとすると、妻は「夫は仕事もしているのに申し訳ない。」、「私が家のことはちゃんとやらないといけない。」などと考えてしまいがちです。

すると、妻は、夫に負担を掛けまいとして、育児や家事を一人でやろうとして、結局夫の育児や家事に参加する機会を奪ってしまいます。

それによって、父親は子供に向き合っていくことができなくなります。

まとめ

今回は、イクメンアピールをする父親が「本当の父親」になりきれない理由について4つにまとめて紹介しました。

その4つとは次のとおりです。

  • 育児の実践に欠ける理解と育児スキル不足
  • 表面的なアピールにとどまる
  • 性別役割の固定観念
  • パートナーシップの不均衡

これらの理由から、イクメンアピールする父親が本当の父親としての役割を果たせないケースが生じることがあります。

本当の父親としての責任を果たすためには、表面的なアピールだけでなく、日常生活や家庭に積極的に関わり、パートナーシップを築くことが重要です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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