【2022年】発達障害のお子さんにおすすめの学用品10選!これさえ揃えれば安心!!

2022年発達障害のあるお子さんにおすすめの学用品

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この記事では、

発達障害の子どもに役立つ学用品

について紹介していきます。

発達障害のあるお子さんが小学校で非常に苦労するのが、学校における日々の学習です。

そうしたお子さんにどんな学用品や文具品を使わせていますか?使わせる予定ですか?

ゆう

学習のサポートにつながるものを選ぶとよいですね。

発達障害のお子さんにとっては、見た目の可愛さよりも、その子の苦手なところを補うような学用品を使わせることが、安定した学習につながっていきます。

そこで、今回は、

  • 発達障害の子どもに学用品を選ぶポイントって何?
  • 子どもの苦手を補うための学用品を知りたい!

といった疑問や悩みに応えていきます。

発達障害のあるお子さんだけでなく、どのお子さんにとっても有効な学用品を選んでいますので、是非最後までご覧ください。

発達障害のお子さんの勉強方法については、次の記事も参考にしてください。

目次

発達障害の子どもの学用品を選ぶポイント

学用品

発達障害のあるお子さんは、得意なことと苦手なことが凸凹です。

保育園や幼稚園児までは、周囲の子どもも発達的に未熟なため、あまり目立つことはありませんが、小学校に入ってくると、周囲の子どもと比べて苦手なところが見えてくるようになります。

特に、学習面では、子どもの苦手なところが大きく影響するため、何らかのサポートが欠かせなくなります。

親や教員がつきっきりで教えてあげれば良いのですが、現実的にはなかなか難しいです。

だからこそ、学習面をサポートできるような学用品を選ぶことが重要になります。

ゆう

具体的には、次のようなポイントが大切です。

  • デザインがシンプルなもの
  • 苦手さを補ってくれるもの
  • 簡単に手に入れられるもの

一つずつ見ていきましょう。

デザインがシンプルなもの

お子さんは、キャラクターがついているものを欲しがるかも知れませんし、親としても可愛いもの格好いいものを選びたくなるかも知れません。

しかし、発達障害のお子さんは、刺激に敏感です。

そこで、色や形ができるだけシンプルなものを選びましょう。

また、複雑な手順や細かい作業が苦手なので、使い方が簡単なものが良いでしょう

ゆう

ワンタッチでできるようなものを選ぶ視点も大切です。

ポイント

色や形ができるだけシンプルなもの
ワンタッチで使用できるもの

苦手さを補ってくれるもの

発達障害のお子さんによって、学習面において苦手なことは異なります。

その子の苦手を補うものを選ぶことが大切です。

親であれば、子どもの苦手なところはわかるような気がしますが、実際にはその子が何につまずいているのかわかっていないケースのほうが多くあります。

ある日、私の勤める相談室に、文字を書くことが苦手な小4のお子さんが来ました。

その親は、子どもが文字を書くことに苦手意識を持っていたり、記憶力が低いことが原因だと言っていました。

しかし、その子から話を聞いたり発達検査をしたりしたところ、その子は文字の形を捉えることが苦手なことがわかりました。

そこで、マス目が4分割にされているノートを使わせて、文字のバランスを捉えさせながら書かせたところ、少しずつ上手に書けるようになりました。

これは視覚処理の弱さが原因の子どもの例ですが、他にも聴覚処理が苦手な子どもや手先が不器用な子どもいます。

ゆう

子どもの学習面の苦手さを正確に調べるためには、WISC-Ⅳといった知能検査を受検することが有効です。

WISC -Ⅳを受検するメリットについて、次の記事で詳しく説明しているので併せてお読みください。

苦手さを補う

視覚処理の苦手さを補うもの
聴覚処理の苦手さを補うもの
手先の不器用さを補うもの

簡単に手に入れられるもの

発達障害のお子さんは、力の加減を調整することが苦手だったり、不注意な傾向が目立つことがあります。

つまり、すぐに壊してしまったり、すぐにどこかになくしてしまったりする可能性が高いということです。

親が子供のために一生懸命に調べて用意したものを、すぐに壊されたり無くされたりしたらショックだと思います。

そうした場合に、いちいち怒ってしまうと子どもの心を傷つけることにもつながってしまいます。

そのため、通販ですぐに購入することができたり、値段が安かったりするものを選びましょう。

また、ものをなくすことの対策として、紛失防止機能があるものを準備することも良いでしょう。

ポイント

通販などですぐに購入できるもの
値段が安いもの
紛失防止機能があるもの

発達障害の苦手を補うための学用品10選

学用品で工作する子ども

ここまで、発達障害のお子さんのための学用品を選ぶポイントを説明してきました。

ここからは、私がお勧めできる学用品を紹介していきます。

筆箱

できるだけ無地でシンプルかつ強度の強いものを選びましょう。

キャラクターがついているものができるだけ避けましょう。

お勧めは、「クツワ クラリーノ」です。

「軽い、丈夫、たっぷり収納」とあるように、シンプルで使い勝手がとても良く、壊れにくいのが特徴です。

鉛筆

鉛筆は、シンプルかつ芯が折れにくいものを選びましょう。

こちらもキャラクターがついているものは避けましょう。

お勧めは、「三菱鉛筆 かきかた鉛筆 ナノダイヤ」です。

「濃く、なめらか」であると同時に、芯を折れにくくするためのオイルを浸みこませてあり、芯の強度もピカイチです。

少しお値段は張りますが、1本1本を長く使えるため経済的です。

定規

定規は、シンプルかつ折れにくいものが良いですが、さらに、視覚処理が苦手なお子さんの場合は、メモリに工夫がある定規を選ぶと良いでしょう。

お勧めは、「レイメイ藤井 定規 見やすい 白黒定規 15cm」です。

メモリが0、5、10、15と大きくなっていて視覚的にわかりやすいです。

また、反対側には縁が0から始まるメモリが用意されています。

定規で距離を測ることが苦手な子にとって、「端っこが0cm」になるだけで定規を上手に使えるようになります。

分度器

分度器は、一般的には半円のものが売られています。

つまり、動かさずに測ることができるのは180度までです。

視覚処理が苦手なお子さんは、180度以上を測ろうとするときに、うまく動かすことができずに混乱してしまいます。

そこで、お勧めは、「リネックス グリフィット分度器」です。

パッと見て分かるとおり、グリフィット分度器は、分度器を動かさずに360度図ることができます。

コンパス

コンパスは、指先を使って回す作業が必要なため、手先が器用でないと、きれいな円を描くことができません。

手先が不器用なお子さんだと、「ちょうどいい力加減」を行うことが難しく、コンパスの使用に苦労することが少なくありません。

そこで、お勧めは、「ソニック コンパス くるんパス」です。

小さい子でも使えるような設計になっていて、なんと持ち手の部分を「手のひら」で握ることができ、そのまま回すだけできれいな円を書くことができます。

耐久性は高くはありませんが、お値段も安いので、壊してしまっても購入しやすい点も良いところです。

リーディングルーラー

リーディングルーラーは、教科書や本などの文章の読み飛ばし対策用のものです。

識字が苦手なお子さんは、文章を読んでいるうちに、次の行や列に注意が移ってしまって、文章を最後まで読むことが難しい傾向があります。

すると、ますます教科書や本を読まなくなってしまい、学習面で大きな遅れが生じてしまいます。

私がお勧めするリーディングルーラーは、「HOPELUCKIN リーディングルーラー」です。

セットで買っておけば折ったりなくしたりしても安心ですし、カラフルで好きな色を選ぶこともできます。

バッグ

小学校では、ランドセルの他に、手持ちのバッグを用意しなければなりません。

学校で指定されていなければ、忘れ物防止のために、外から中身が見えるようなものを選びましょう。

プールバックのような透明の素材だと見えやすくて良いです。

お道具箱を入れられる大きさが必要ですので、横30cm程度、高さ25cm程度のサイズが必要です。

ビニール素材だと汚れやすく壊れやすいため、お値段が安いものを選ぶのもいいでしょう。

オートメモ

聴覚処理が苦手なお子さんにとって、先生の話をその場でメモをとるということは非常にハードルが高いものです。

「先生の話を聞く」⇨「一時的に記憶する」⇨「自分の中で言葉に変換してノートに書く」というかなり複雑な作業が求められます。

これを全て代わりにやってくれるのが、ソースネクスト社の「AutoMemo」(ICレコーダー)です。

従来のICレコーダーは録音して再生することしかできませんでしたが、この商品は録音した音声をテキスト化してくれます。

後で文字にして読むことができるため、聴覚処理が苦手なお子さんにとっては非常に便利な商品です。

学校に持ち込むことができるかは、学校の判断によりますが、その他の学習場面でも使えますので重宝します。

ただし、テキスト化は1時間分は無料ですが、それ以上は有料になりますので注意しましょう。

ICレコーダー

先ほどのオートメモの値段が高いと感じる方は、ICレコーダーを用意するだけでも学習のサポートになります。

最近のICレコーダーは、小型化しつつ、録音できる時間も長くなったものが増えてきました。

選ぶポイントは、子供でも使いやすいように、ボタンが極力少ないものです。

忘れ物防止タグ

学用品とは異なりますが、ランドセルやバッグなどの大切なものの紛失を防止するために、忘れ物防止タグを使用することをお勧めします。

スマホと連携することで、タグのついたランドセルやバッグがどこにあるのか調べることができます。

本来は忘れ物防止ですが、お子さん自身が多動で、迷子になりやすい場合、お子さん自身を見つけることにも役に立ちます。

私のおすすめは、「Apple AirTag」です。

ランドセルやバッグにそっと忍ばせておけば、万が一の時にスマホの「探す」アプリで探し出すことができます。

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発達障害の悩み相談

もしもお子さんの発達障害にお悩みで、どこに相談すれば良いかわからない方は、専門機関に相談することをお勧めします。

発達障害全般であれば「発達障がい者支援センター」、子どもの発達や問題行動については「児童相談所」、診断が必要であれば「小児精神科病院」などです。

しかし、そうした専門機関に直接行くのは勇気が必要です。

そうした方は、とりあえずオンラインで心理の専門家に相談してみましょう。

オンライン心理相談はいろいろありますが、その中でもオンラインカウンセリングサービスを行なっている「うららか相談室」がおすすめです。

発達障害の症状の相談だけでなく、発達障害から生じる二次障害などの問題行動の相談にも応じてくれます。

【URARAKA(ウララカ)】

まとめ

今回は、発達障害の子どもに役立つ学用品について説明してきました。

小学校で使うものですので、是非お子さんとじっくりと話し合って、楽しく揃えてもらえると嬉しいです。

2023年版として、発達障害のあるお子さんの自宅学習におすすめの学用品について紹介した記事がありますので、併せてお読みください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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