公認心理師・臨床心理士とは?カウンセラーを選ぶときの資格の見方を解説

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カウンセリングサービスのページを開くと、カウンセラーの紹介欄に「公認心理師」「臨床心理士」という資格が並んでいます。でも、この2つが何が違うのか、どちらを選べばいいのかが、よくわからないという方は多いと思います。

この記事では、「資格の勉強をしたい人」ではなく「カウンセラーに相談したい保護者」のための資格の見方をお伝えします。難しい制度の話より、「選ぶときに何を確認すればいいか」という実践的な視点を中心にします。

私はゆうと申します。公認心理師として、子ども家庭支援センターや少年鑑別所で発達障害・不登校・問題行動の支援に長年携わってきました。同じ資格保有者として、保護者の方が判断しやすい形でお伝えします。

📖 こんな方に読んでほしい記事です

  • カウンセラーを選ぶとき「公認心理師」「臨床心理士」の違いが気になっている方
  • 子どもの発達・不登校・問題行動について、どの資格を持つ専門家に相談すればいいか迷っている方
  • カウンセラーの資格を一覧で把握しておきたい方

目次

公認心理師とは

笑顔の女性

公認心理師は、2017年に誕生した、心理職唯一の国家資格です。「公認心理師法」に基づき、国が認定します。

📋 公認心理師の基本情報

  • 資格の種類:国家資格
  • 所管省庁:厚生労働省・文部科学省
  • 取得要件:4年制大学の指定科目修了+大学院修了、または指定施設での実務経験
  • 更新:更新不要(取得後に失効しない)
  • 活動分野:医療・福祉・教育・司法・産業など幅広い分野

公認心理師の業務には「心理状態の観察・分析」「心理に関する相談・助言・指導」「関係者への支援」「心の健康に関する教育・情報提供」の4つが法律で定められています。医師との連携が義務付けられており、医療・福祉・教育・司法の各分野で制度的に位置づけられている点が特徴です。

ゆう

公認心理師は、国が「この人は心理の専門家として一定の知識・技術を持つ」と認めた資格です。

臨床心理士とは

臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。1988年に誕生し、公認心理師が登場するまで心理職の最高峰として広く認知されてきました。

📋 臨床心理士の基本情報

  • 資格の種類:民間資格(公益財団法人認定)
  • 取得要件:指定大学院修了が必須
  • 更新:5年ごとに更新が義務付けられている
  • 活動分野:医療・教育(スクールカウンセラー)・福祉・司法など

国家資格ではありませんが、指定大学院修了を必須とする厳しい取得要件と5年ごとの更新制度により、高い専門性が維持されています。学校のスクールカウンセラーには臨床心理士・公認心理師が優先的に配置されており、教育分野での実績が豊富です。

現在は公認心理師資格と臨床心理士資格の両方を取得している心理士も多く、現場での仕事内容に大きな差はありません。

ゆう

「国家資格じゃないから臨床心理士は信頼できない」は誤解です。長い歴史と厳格な取得要件を持つ資格です。

公認心理師と臨床心理士の違い——保護者が知りたいポイント

「結局どちらに相談すればいいの?」という疑問に、保護者の視点から答えます。

📋 2つの資格の比較

  • 資格の種類:公認心理師=国家資格 / 臨床心理士=民間資格
  • 歴史:公認心理師=2017年〜(新しい) / 臨床心理士=1988年〜(歴史が長い)
  • 更新:公認心理師=更新不要 / 臨床心理士=5年ごとに更新
  • 仕事内容:ほぼ同じ(カウンセリング・心理支援・連携)
  • 両方持っている人:多い(ダブルライセンス保有者が増加中)

保護者の方への率直なお伝えです。「公認心理師か臨床心理士か」という資格の種類より、「発達・不登校・子育ての相談経験があるか」の方がずっと重要です。

どちらの資格を持っていても、専門領域が違えば相談内容に合わないことがあります。逆に、どちらの資格でも「発達障害・不登校・問題行動に長く関わってきたカウンセラー」であれば、力になれる可能性が高い。資格は「最低限の専門性の保証」として確認する程度で十分です。

ゆう

資格の種類より「どんな相談経験があるか」。それが一番大切な選び方の視点です。

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プロフィールで選べるサービスへ

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カウンセラーを選ぶときの資格の見方

資格を提示

カウンセリングサービスのプロフィールには、さまざまな資格名が並んでいます。保護者の方が相談先を選ぶとき、資格についてどこを見ればいいかを整理します。

まず確認すること——国家資格・上位民間資格があるか

「カウンセラー」という名称は、資格がなくても誰でも名乗ることができます。相談する前に、担当カウンセラーが何らかの資格を保有しているかを確認してください。

📌 保護者が確認したい資格一覧

  • 公認心理師(国家資格)——心理職唯一の国家資格。医療・福祉・教育・司法の幅広い分野をカバー
  • 臨床心理士(公益財団法人認定・民間資格)——長い歴史と実績。5年更新で専門性を維持
  • 精神保健福祉士(国家資格)——精神障害者の支援を専門とする。心理職とは異なるが連携役として重要
  • 社会福祉士(国家資格)——福祉分野の相談支援専門職

上記以外にも「認定心理士」「心理カウンセラー○級」など民間資格は多数あります。取得要件が大学院修了を必須としないものも多いため、資格名だけでなく取得要件も気になる場合は確認してみてください。

次に確認すること——専門領域と相談経験

資格の確認ができたら、次は「どんな相談経験があるか」を確認します。プロフィールや専門領域の欄に「発達障害」「不登校」「子育て」「家族関係」などが記載されているカウンセラーを選ぶと、相談内容に合った対応が期待できます。

「この人に話せそう」という感覚を信じる

資格と専門領域を確認した上で、最後は「この人なら話せそう」という直感も大切にしてください。カウンセリングは対人関係の中で成立するため、資格・専門性・相性の3つが揃ったカウンセラーと出会えると、継続しやすくなります。

ゆう

「公認心理師か臨床心理士か」より「発達・不登校の経験があるか」「話せそうか」。この順番で選んでみてください。

資格・専門領域・口コミを見てから選べる
うららか相談室

公認心理師・臨床心理士が在籍。子育て・発達・不登校の相談経験が豊富なカウンセラーをスマホから選べます。まず1回から試してみてください。

まとめ

  • 公認心理師は2017年誕生の心理職唯一の国家資格、臨床心理士は1988年誕生の信頼性の高い民間資格
  • 仕事内容・専門性に大きな差はなく、両方保有する心理士も多い
  • 「公認心理師か臨床心理士か」より「発達・不登校の相談経験があるか」の方が選ぶ上で重要
  • 「カウンセラー」は資格なしで名乗れるため、まず有資格者かどうかを確認する
  • 資格・専門領域・相性の3つを確認した上でカウンセラーを選ぶと継続しやすくなる

資格の名前より、あなたの悩みを一緒に考えてくれる人かどうか——その視点で選んでほしいと思います。

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ゆう
この記事を書いた人:ゆう
公認心理師(国家資格)
元 少年鑑別所 心理技官(18年)
現職:子ども家庭支援センター
3,000人以上の親子の相談、500件以上の心理検査の経験から、発達障害・不登校・子どもの問題行動でお悩みの保護者へ、「親自身が自分を責めなくていい」視点で記事をお届けしています。

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