「子どもに発達障害の傾向があるかもしれない。でも、どこに相談すればいいか分からない」
そんな迷いを抱えながら、検索を続けている保護者の方も多いのではないでしょうか。カウンセリングを探してみると、「心理士」「カウンセラー」「精神科医」……専門家の種類が多すぎて、どれを選べばいいか余計に混乱してしまうことがあります。
この記事では、医師監修のオンラインカウンセリング「かもみーる」のオンライン診療が、どんな方に向いているかを解説します。特に、子どもの発達障害や適応障害など、医療的な視点が必要な相談を抱える保護者の方に読んでいただきたい内容です。
私は公認心理師として、子ども家庭支援センターで日々、発達障害や不登校に悩む保護者の方と向き合っています。「カウンセリングで足りるのか、医師が必要なのか」という判断は、現場でも本当に難しいテーマです。その視点から、かもみーるのオンライン診療を見ていきます。
📌 こんな方に読んでほしい記事です
- 子どもの発達障害・ASD・ADHDを疑っていて、医療機関への相談を考えている
- 子どもや自分が適応障害・うつ状態かもしれないと感じている
- 「カウンセリング」と「オンライン診療」の違いがよく分からない
- 近くに小児精神科・心療内科がなくて困っている
かもみーるのオンライン診療とは

かもみーるは、医療法人社団弘愛会が運営するサービスです。一般的なオンラインカウンセリングと異なる点は、精神科医によるオンライン診察に対応していることです。
サービスは大きく2つに分かれます。
- オンラインカウンセリング:公認心理師・臨床心理士が担当。心理的なサポートが中心
- 精神科医によるオンライン診察:診断・処方・診断書の発行が可能。保険適用
ゆう「診断」ができるのは医師だけです。心理士がいくら丁寧に話を聞いても、発達障害かどうかの判断は下せません。そこが、かもみーるを選ぶ大きな理由になります。
かもみーるの口コミ・評判・料金など詳しい情報は、こちらの記事でまとめています。


かもみーるのオンライン診療が向いている人
かもみーるのオンライン診療は、「心理的なサポートだけでは足りない」と感じている方に特に向いています。具体的にどんな状況かを、一つひとつ見ていきます。
子どもの発達障害・ASD・ADHDを疑っている保護者
「うちの子、もしかして発達障害があるのかな」と感じていても、どこに相談すればいいか迷う方は多いです。
発達障害かどうかの判断(診断)は、必ず精神科医や小児科医が行います。心理士にできるのは、行動観察や心理検査のサポートまでです。
かもみーるでは、精神科医によるオンライン診察を受けた後、同じプラットフォーム内で心理士のカウンセリングに移行できます。「まず専門家に相談して、次のステップを考えたい」という方にとって、使いやすい入り口になります。



発達障害の正式な診断には、対面での詳しい検査が必要な場合もあります。オンライン診察はあくまで「入り口」として活用し、必要に応じて対面機関につなぐことも大切です。
子どもや自分が適応障害・うつ状態かもしれないと感じている
不登校の背景に、適応障害やうつ状態が隠れていることがあります。また、子育てや仕事のストレスで、保護者自身が心身ともに限界に近い状態になっていることも少なくありません。
こうした状態では、心理士によるカウンセリングと並行して、精神科医による適切な評価(アセスメント)や、必要に応じた薬物療法が有効な場合があります。
「眠れない」「涙が止まらない」「何もやる気が出ない」状態が2週間以上続いている場合は、カウンセリングより先に医師への相談を優先してください。
近くに心療内科・精神科がない、または予約が取れない
精神科・心療内科は、地域によって数が少なく、初診の予約が1〜2か月先になることも珍しくありません。
かもみーるのオンライン診察では、初診から当日〜翌日対応が可能な場合があります。「すぐに専門家に相談したい」「地方在住で近くに専門医がいない」という方にとって、有力な選択肢になります。
診断書・処方箋が必要な方
休職や学校への配慮申請など、診断書が必要な場面があります。かもみーるでは、精神科医によるオンライン診察後に診断書・処方箋の発行が可能です。



「学校に発達障害の診断書を提出したい」「支援学級の申請に必要」といった場合も、まずオンラインで相談してみることで、方向性が見えてくることがあります。
心療内科への受診をためらっている方
「精神科に行くほどではないかも」「家族にバレたくない」「予約して行くのが億劫」……そんな気持ちで、受診をためらっている方は多いです。
かもみーるはオンラインなので、自宅から誰にも知られずに受診できます。まず「自分の状態を専門家に評価してもらう」だけのつもりで使っても構いません。
かもみーるのオンライン診療が向いていない人


どんなサービスにも、向いていない場面があります。正直にお伝えします。
⚠️ こんな方には向いていないかもしれません
- 対面での診察にこだわりたい方(東京・仙台以外在住で対面希望の場合)
- 料金をできるだけ抑えたい方(カウンセリングは1回6,600円)
- 同じ医師に継続して診てもらいたい方(担当医が変わることがある)
- まず気持ちを聞いてもらいたいだけの方(→うららか相談室が向いています)



「とにかく誰かに話を聞いてほしい」という段階であれば、カウンセラーを自分で選びやすいうららか相談室のほうが、使いやすいと感じる方が多いようです。
カウンセリングとオンライン診療、どちらを選ぶべきか
迷っている方のために、判断の目安を整理します。
| こんな状況なら | おすすめ |
|---|---|
| まず話を聞いてほしい・気持ちを整理したい | うららか相談室(カウンセリング) |
| 発達障害かどうか医師に評価してほしい | かもみーる(オンライン診療) |
| 診断書・処方箋が必要 | かもみーる(オンライン診療) |
| 薬を使った治療を検討している | かもみーる(オンライン診療) |
| カウンセラーをじっくり選んで継続したい | うららか相談室(カウンセリング) |
| 症状が重く、早急に専門家に相談したい | かもみーる(オンライン診療) |
「どちらが自分に合っているか分からない」という場合は、まずかもみーるで医師に相談してみることをおすすめします。医師が状況を判断したうえで、心理士のカウンセリングに移行するかどうかを一緒に考えてくれます。
まとめ
この記事のまとめ
- かもみーるのオンライン診療は、精神科医による診察・診断・処方・診断書発行に対応
- 発達障害・適応障害など、医療的な視点が必要な相談に特に向いている
- 近くに専門医がいない方や、すぐに相談したい方にとって使いやすい
- 「まず話を聞いてほしい」だけならうららか相談室が向いている
- 迷ったときは、まず医師に状況を評価してもらうことが次の一歩になる
「どこに相談すればいいか分からない」という状態が一番つらいものです。まず専門家の扉を叩くことが、解決への最初の一歩になります。


元 少年鑑別所 心理技官(18年)
現職:子ども家庭支援センター
