サービスが多すぎて、どれを選べばいいかわからない。そこで止まっていませんか?
子育てや家族のことを誰かに話したい気持ちはあるのに、いざオンラインカウンセリングを調べてみると、サービスの数に圧倒されてしまう。比較サイトを読んでも、結局どれが自分に合うのか判断できない——そんな経験をされている方は多いと思います。
私は公認心理師として、子ども家庭支援センターで発達障害・不登校・子どもの問題行動に関わる支援を続けています。以前は別の職場で、多くの親子と向き合ってきました。その経験から感じるのは、「誰かに話す」という一歩が、親自身を守る大切な時間になるということです。
この記事では、共働き・子育て世代の方が使いやすいオンラインカウンセリングを、公認心理師の視点で5つ厳選しました。料金・相談形式・カウンセラーの資格など、選ぶときに本当に必要な軸を整理して比較しています。「どれにしようか迷っている」という方が、自分に合った一歩を踏み出せるよう、一緒に考えていきます。
📖 こんな方に読んでほしい記事です
- オンラインカウンセリングを使いたいが、サービスが多すぎて選べない方
- 比較サイトを読んでも、結局どれが自分に合うのか判断できなかった方
- 子育て中の自分に合うサービスを、無理なく選びたい方
- 料金や予約のしやすさなど、現実的な条件で決めたい方
オンラインカウンセリングを選ぶ前に知っておきたい4つの軸

「とにかくいちばん人気のサービスを選べばいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも、オンラインカウンセリングは家電を買うのとは少し違います。自分の悩みや生活リズムに合っているかどうかが、継続できるかどうかを大きく左右します。
ここでは、共働き・子育て世代の方が特に意識してほしい4つの選び方の軸を整理します。
ゆうまず「軸」を決めると、比較がぐっと楽になりますよ。
① カウンセラーの資格を確認する
日本では「カウンセラー」という肩書きに法律上の定義がなく、資格のない人が名乗ることもできます。そのため、公認心理師または臨床心理士の資格を持つカウンセラーが在籍しているサービスを選ぶことを、私は強くおすすめしています。
この2つの資格は、心理職の中でも特に専門性と信頼性が高い資格です。子どもの発達や不登校、親自身のメンタルヘルスなど、デリケートな問題を扱うからこそ、資格の有無は最初に確認しておいてください。
② 相談形式が自分のライフスタイルに合うか
オンラインカウンセリングの相談形式には、大きく分けて次の4種類があります。
📋 相談形式の特徴
- ビデオ通話:顔を見ながら話せる。対面に近い感覚。カメラオフも可能なサービスが多い
- 電話:顔を見せなくていいので緊張しにくい。子どもが寝た後でも話しやすい
- メッセージ・メール:自分のペースで文章を送れる。まとまった時間が取りにくい方に向いている
- 対面:カウンセリングルームに直接行く。オンラインと併用できるサービスもある
共働きで夜しか時間が取れない方には、夜間や週末に予約できるかどうかも重要なポイントです。比較表でも確認できますので、参考にしてください。
③ 料金体系が続けられる水準か
オンラインカウンセリングは1回受けて終わりではなく、継続して使うことで効果を感じやすくなります。だからこそ、「1回だけなら払えるけど、毎月は難しい」という料金設定のサービスは注意が必要です。
ビデオ通話カウンセリングの相場は1回50分あたり5,000〜7,000円前後。月1〜2回のペースで続けることを想定して、現実的な予算感で選んでみてください。料金一律か、カウンセラーによって異なるかも事前に確認しておくと安心です。
④ 「子育て・発達・不登校」の相談に対応しているか
親自身の悩みを話すのか、子どもに関する相談をしたいのかによって、向いているサービスが変わります。特に子どもの発達特性や不登校に関わる相談は、カウンセラーの専門分野が重要です。各サービスのカウンセラープロフィールで「子育て」「発達障害」「不登校」などのキーワードを確認することをおすすめします。



選び方の詳しい解説はこちらの記事もどうぞ。


【2026年版】おすすめオンラインカウンセリング5選を比較
ここからは、公認心理師の視点で厳選した5サービスを紹介します。まず全体像を比較表で確認してから、各サービスの詳細をご覧ください。
※料金は2026年5月時点の公式情報をもとにしています。変更になる場合がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
| サービス名 | 料金目安(ビデオ) | 相談形式 | カウンセラー資格 | こんな方に向いている |
|---|---|---|---|---|
| うららか相談室 | 50分 4,620円〜 | ビデオ・電話・メッセージ・対面 | 全員有資格 | 幅広い悩み・初めての方 |
| かもみーる | 45分 6,600円〜 | ビデオ・電話・対面・精神科医診察 | 全員有資格 | 医療的サポートも必要な方 |
| メザニン | 50分 5,999円 | ビデオ(ZOOM) | 全員有資格 | 仕事・メンタルの悩みが中心 |
| exciteお悩み相談室 | 1分121円〜(電話) | 電話 | カウンセラーによる | 今すぐ話したい・短時間から試したい |
| ソクたま相談室 | 50分 3,500円〜 | ビデオ・メッセージ・対面 | カウンセラーによる | 子育て・教育の悩みが中心 |



「どれも良さそう…」と思った方へ。後半の「タイプ別おすすめ」も参考にしてみてください。
① うららか相談室|迷ったらまずここから
- 相談形式:ビデオ・電話・メッセージ・対面(4種類)
- 料金:メッセージ 4,620円〜、ビデオ・電話 5,280円〜(公式サイトで確認を)
- カウンセラー:800名以上・全員が臨床心理士または国家資格保持者
- 保証:初回満足保証サポートあり(不満足なら料金分のポイントを全額還元)
- 公式サイト:https://www.uraraka-soudan.com
国内最大規模のオンラインカウンセリングサービスです。カウンセラーは800名以上在籍しており、子育て・発達障害・不登校・夫婦関係・職場のストレスなど、幅広い相談に対応できます。
私が特に評価しているのは、全員が臨床心理士または国家資格(公認心理師・精神保健福祉士等)を持つカウンセラーであることです。資格の有無がわかりにくいサービスが多い中、この点は安心感があります。
また、料金が一律設定なので「カウンセラーによって値段が違う」という複雑さがなく、初めての方でも選びやすいのが特徴です。初回の満足保証サポートもあるので、「合わなかったらどうしよう」という不安も少しやわらぐかもしれません。
ひとりで抱え込まず、話してみませんか
うららか相談室なら、子育ての悩みも親自身のケアも、自分のペースで相談できます。


② かもみーる|医療的なサポートも視野に入れたい方へ
- 相談形式:ビデオ・電話・対面、精神科医によるオンライン診察
- 料金:心理士カウンセリング 45分 6,600円〜、精神科医診察 約4,410〜6,300円(保険適用)
- カウンセラー:全員有資格・医師監修
- 特徴:精神科医のオンライン診察が保険適用で受けられる
- 公式サイト:https://www.chamomile.jp
医療法人が運営する、医師監修のオンラインカウンセリングです。かもみーる最大の特徴は、精神科医によるオンライン診察が保険適用で受けられることです。
「カウンセリングを受けたいけれど、もしかして医療的なサポートも必要かもしれない」と感じている方にとって、心理士のカウンセリングと医師の診察が一つのサービスで完結するのは大きな安心感があります。子どもの発達が気になるけれど専門医の予約が取れない、という状況でも、まず話を聞いてもらう入口として使える場合があります。
ただし、医師の診断は医師にしかできません。カウンセリングで感じたことを参考にしながら、必要に応じて専門医へのご相談もご検討ください。


③ メザニン|仕事のストレスや職場の悩みが中心の方へ
- 相談形式:ビデオ(ZOOM)
- 料金:50分 5,999円(料金一律・初回は登録時に3,000ポイント進呈)
- カウンセラー:全員が臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士等の有資格者
- 特徴:メンタルヘルス分野に特化・配偶者や家族の付き添い可
- 公式サイト:https://mezzanine.recurrent.co.jp
教育事業を展開するリカレントが運営する、メンタルヘルス分野に特化したオンラインカウンセリングです。カウンセラーは全員が臨床心理士・公認心理師等の有資格者で、仕事や職場に関わる悩みに強みがあります。
共働き家庭では、仕事のストレスが子育てにも影響してくることがあります。「育児との両立でいっぱいいっぱい」「職場の人間関係で疲れている」というとき、仕事側の悩みをしっかり聞いてもらえる場として選択肢に入れてみてください。配偶者や家族の付き添いが可能な点も、共働き世代には頼もしい特徴です。
④ exciteお悩み相談室|今すぐ話したい・短時間から試したい方へ
- 相談形式:電話
- 料金:1分121円〜(カウンセラーにより異なる)
- 対応時間:24時間365日
- カウンセラー数:170名以上
- 特徴:18年以上の運営実績・累計相談件数30万件以上
- 公式サイト:https://counselor.excite.co.jp
24時間365日いつでも電話で相談できるサービスです。「夜中に急に不安になった」「子どもが寝た後に少しだけ話したい」という瞬間に、待たずに使えるのが強みです。1分単位の料金設定なので、10〜20分など短い時間から試すことができます。
ただし、カウンセラー登録に公認心理師・臨床心理士の資格は必須とされていません。カウンセラーのプロフィールで専門分野と資格を確認してから選ぶことをおすすめします。18年以上の運営実績と豊富な相談件数は安心できる材料ですが、資格の確認だけは怠らないようにしてください。
⑤ ソクたま相談室|子育て・教育の悩みに特化した相談がしたい方へ
- 相談形式:ビデオ・メッセージ・対面(心理検査対応)
- 料金:50分 3,500〜15,000円(カウンセラーにより異なる)
- 特徴:子育て・教育のお悩みに特化・無料コンシェルジュ相談あり
- 公式サイト:https://soudan.soctama.jp
「子育て・教育のお悩みオンライン相談室」として、子どもに関わる悩みに絞ったサービスです。子どもの不登校・発達・進路・学習など、教育的な視点でのサポートを求めている方には、カウンセラーの専門性が子育て領域に集中しているこのサービスが向いています。
無料のコンシェルジュ相談があるため、「どのカウンセラーを選んでいいかわからない」という方でも入り口のハードルが低いのが特徴です。料金幅が広いので、プロフィールと料金を比較しながら自分に合うカウンセラーを探してみてください。
共働き・子育て世代向け|タイプ別のおすすめはこれ


5つのサービスを見てきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と思った方のために、タイプ別に整理します。悩みの内容と状況に合わせて、参考にしてみてください。



「どれにしようか」と迷うこと自体、それだけ真剣に向き合っている証拠だと思います。
🔍 タイプ別おすすめ一覧
- 初めてで何を相談するか決まっていない → うららか相談室
カウンセラーが多く、相談内容の幅が広い。まず話してみる入口として使いやすい。 - 子どもの発達・不登校のことを相談したい → うららか相談室 or ソクたま相談室
うららかは子育て専門カウンセラーを検索して選べる。ソクたまは子育て・教育に絞った専門性がある。 - 医療的なサポートも必要かもしれない → かもみーる
精神科医のオンライン診察が保険適用で受けられる。カウンセリングと医療の両方を視野に入れたい方に。 - 仕事のストレスや職場の悩みが中心 → メザニン
メンタルヘルス・職場領域に強いカウンセラーが揃っている。共働き世代の仕事疲れを話せる場として。 - 今すぐ・短時間で話したい → exciteお悩み相談室
24時間対応・電話・1分単位。深夜や隙間時間に少しだけ話したいときに。カウンセラーの資格確認を忘れずに。
「子どもの悩みを相談したいのか」「親である自分自身のケアがしたいのか」でも選ぶサービスが変わってきます。親自身のメンタルケアについては、こちらの記事も参考にしてみてください。


オンラインカウンセリングを使うときに知っておいてほしいこと
最後に、公認心理師として感じている「使う前に知っておいてほしいこと」を整理します。これはサービスの欠点を伝えたいのではなく、より安心して使ってもらうために、正直にお伝えしたいと思います。
すぐに変化が出なくても、続けることに意味がある
カウンセリングは1回受けたら劇的に変わる、というものではありません。話すことで少し気持ちが整理される、という体験を積み重ねていくものです。「1回受けたけど変わらなかった」と感じてもすぐに諦めず、まずは数回続けてみてほしいと思います。
カウンセリングで解決できないことがある
診断、投薬、医療的な治療はカウンセリングではできません。「うつかもしれない」「子どもに発達障害があるかもしれない」という場合、カウンセリングは心の整理や対話の場として役立ちますが、診断は必ず専門医にご相談ください。カウンセリングと医療は補い合うものです。
合わなければカウンセラーを変えていい
カウンセラーとの相性は、受けてみないとわかりません。「なんとなく話しにくい」「自分の気持ちがうまく伝わらない」と感じたら、遠慮せずに別のカウンセラーを選んでください。それはあなたの問題ではなく、相性の問題です。ほとんどのサービスでカウンセラーの変更ができますので、遠慮しないでください。
💡 よくある質問
Q. 保険適用されますか?
心理士によるカウンセリングは保険適用外です。かもみーるの精神科医診察は保険適用となります。
Q. 個人情報は守られますか?
各サービスとも個人情報保護法に基づいて管理されており、匿名での相談に対応しているサービスも多くあります。利用規約を確認した上でご利用ください。
Q. 子どもと一緒に相談できますか?
子ども自身がカウンセリングを受けるには、子ども専門のカウンセリングサービスが別途あります。今回紹介した5サービスは主に大人向けです。子どもの相談を親が代わりにする形であれば対応可能なサービスが多いです。
まとめ:自分に合った一歩を選ぶために
今回紹介した5サービスを改めて整理します。
📝 この記事のまとめ
- 選ぶ軸は「資格・形式・料金・相談内容への対応」の4点を確認する
- うららか相談室:初めての方・幅広い悩みに対応、全員有資格で安心感がある
- かもみーる:医療的サポートも必要な方、精神科医診察が保険適用で受けられる
- メザニン:仕事・職場のメンタルヘルスの悩みが中心、全員有資格
- exciteお悩み相談室:24時間対応・今すぐ話したい方、カウンセラー資格は自分で確認を
- ソクたま相談室:子育て・教育に特化した相談がしたい方、コンシェルジュ相談あり
- カウンセリングは継続が大切。合わなければカウンセラーを変えていい
- 医療的な診断・投薬が必要な場合は専門医へ
「完璧なサービスを選ばないと」と思う必要はありません。まず試してみて、合わなければ変えていい。そのくらい気軽に、最初の一歩を踏み出してもらえたら、と思います。
まずは話してみることから始めませんか
うららか相談室は、子育て・家族・親自身の悩みまで、800名以上の専門家に相談できます。無料会員登録からスタートできます。
医療的なサポートも視野に入れたい方へ
かもみーるは精神科医のオンライン診察(保険適用)も受けられる医師監修サービスです。
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元 少年鑑別所 心理技官(18年)
現職:子ども家庭支援センター
