「子どもが発達障害かもしれない」「心療内科に連れて行くべきか迷っている」――そんな悩みを抱えながら、どこに相談すればいいか分からずにいませんか?
カウンセリングを探してみると、種類が多すぎて選べない。そのうえ「医療的な診察が必要かどうか」まで判断しなければならない。親としてそのプレッシャーは、想像以上に重いものがあります。
この記事では、医師監修のオンラインカウンセリング「かもみーる」の口コミ・評判を、公認心理師である私が専門家目線で読み解きます。良い評判だけでなく、気になる声も正直にお伝えします。サービス選びの参考にしていただければ幸いです。
私は公認心理師として、子ども家庭支援センターで発達障害・不登校・子どもの問題行動に関わる相談を日々受けています。「医療につなぐべきかどうか」の判断は、現場でも本当に悩ましいテーマです。その視点からかもみーるを見ていきます。
📌 こんな方に読んでほしい記事です
- 子どもの発達が気になり、精神科・心療内科への相談を考えている
- 「カウンセリング」と「医療(診察)」の違いがよく分からない
- 子どもや自分のことをオンラインで専門家に相談したい
- 「うららか相談室」との違いを知りたい
かもみーるとは?特徴を整理します

「かもみーる」は、医療法人社団弘愛会が運営する医師監修のオンラインカウンセリングサービスです。精神科医によるオンライン診察と、公認心理師・臨床心理士によるカウンセリングの両方を提供しています。
ゆう一般のカウンセリングサービスとは違い、精神科医が在籍しているのが最大の特徴です。
大きな特徴を4つにまとめます。
【かもみーる】4つの特徴
- 医師監修のオンラインカウンセリング:発達障害・適応障害など医療的な視点が必要な相談に対応
- 精神科医のオンライン診察(保険適用):自宅から精神科医に診てもらえる
- 有資格者のみ在籍:精神科医・臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士のみ
- 24時間以内に対応:夜の遅い時間でも予約可能
カウンセリングと医療診察、両方に対応している
かもみーるのサービスは、大きく2つに分かれます。
- オンラインカウンセリング(電話・Zoom):公認心理師・臨床心理士が担当。心理的なサポートが中心
- 精神科医によるオンライン診察:医師が診断・処方箋・診断書を発行。保険適用
この2つが連携していることが、かもみーるの強みです。精神科医による診察のあと、同じプラットフォーム内で心理士のカウンセリングに移行できます。



心理士だけでは診断も処方もできません。医師との連携があるかどうかは、選ぶうえで大事なポイントです。
在籍するカウンセラーの種類
かもみーるには、以下の専門家が在籍しています(2026年5月時点)。
| 専門家の種類 | 人数 | できること |
|---|---|---|
| 精神科医 | 37名 | 診察・診断・処方・診断書発行 |
| 臨床心理士 | 1名 | 心理カウンセリング |
| 公認心理師 | 4名 | 心理カウンセリング |
心理士の人数は他の大手サービスより少ないですが、精神医学に精通した少数精鋭という位置づけです。精神科医の数は、オンラインカウンセリングとしては群を抜いています。
なお、全ての医師が厚生労働省のオンライン診療研修を修了済みです。
かもみーるの口コミ・評判を専門家目線で読み解く
インターネット上のリアルな口コミを集め、公認心理師として補足コメントを加えます。良い声も気になる声も、正直にお伝えします。
良い口コミ・評判
「近隣で新規受付をしてくれる心療内科がなく、相談を送ったところ当日に受診予約が取れました。休職を勧められ、診断書も発行してもらえました」(EPARK)



地方在住の方や、近くに心療内科がない方には特に助かる点ですね。初診から当日対応というのは、通常の精神科ではまず難しいです。
「医師からのアドバイスがあるおかげで、自己判断が難しい状況でも信頼を持ってカウンセリングに臨めました」(体験ブログより)



「カウンセリングを受ける前に自分の状態を医師に評価してもらえる」という安心感は、精神的に不安定な時期にはとても大きいと思います。
「仕事でのストレスで突然涙が出る症状が続き、先生の診察のおかげで自分を取り戻しつつあります」(公式サイト)
気になる口コミ・注意点
良い評判だけをお伝えするのは誠実ではないと思っています。気になる声も正直に紹介します。
⚠️ 気になる声として挙がっていること
- 料金が他のオンライン診療より高めに感じる
- 人気のため、希望の時間帯に予約が取りにくいことがある
- 担当医師が毎回変わることへの不安の声がある
- オンラインのため対面の安心感には及ばない



料金や予約のしにくさは、人気サービスの宿命でもあります。「毎回医師が変わる」という点は、長期的な継続治療を考える場合に確認しておきたい点です。東京・仙台には対面クリニックもあるので、対面を希望する方はそちらも選択肢になります。
こんな方にかもみーるをおすすめしたい理由


かもみーるが特に力を発揮するのは、「カウンセリングだけでは足りないかもしれない」場面です。
✅ かもみーるをおすすめしたい方
- 子どもの発達障害・ASD・ADHDを疑っていて、医療的な診察が必要か迷っている
- 子どもや自分が適応障害・うつ状態かもしれないと感じている
- 近くに子どもを診てくれる心療内科・精神科がない
- 仕事や家事で忙しく、平日昼間に通院できない
- 「まず専門家の意見を聞いてから動きたい」と思っている
- 診断書の取得を考えている
「心理士だけでいいケース」と「医師が必要なケース」の違い
公認心理師として正直にお伝えすると、私たち心理士には「診断」も「処方」もできません。できることは、話を聞いて整理を助けること、心理的なサポートをすること、です。
一方で、以下のような状況では医師の関与が必要になります。
- 発達障害の正式な診断が必要なとき(学校や職場への提出書類のため)
- 薬物療法(向精神薬)の適用を検討するとき
- 休職・療養のための診断書が必要なとき
- 症状が重く、自分や家族だけでは判断が難しいとき
こうした場面では、カウンセリングだけでなく医師のいるサービスを選ぶことが大切です。かもみーるは、精神科医とカウンセラーが連携しているため、この移行がスムーズです。
うららか相談室との違い
当ブログでは「うららか相談室」もご紹介しています。迷っている方のために、簡単に整理します。
| かもみーる | うららか相談室 | |
|---|---|---|
| 向いている人 | 医療的な診察・診断が必要な方 | まず話を聞いてもらいたい方 |
| 精神科医 | 在籍(診察・処方可) | なし |
| 保険適用 | 診察は適用あり | なし |
| 診断書発行 | 可能 | 不可 |
| カウンセラー数 | 少数精鋭 | 多数・選びやすい |
「まず誰かに話を聞いてほしい」「カウンセラーをじっくり選んで継続したい」という方には、うららか相談室が向いています。一方、「診断や診断書が必要かも」「医師にまず評価してほしい」という方は、かもみーるが適しています。
かもみーるの料金・利用方法・始め方
料金一覧
利用料金はすべて税込です(2026年5月時点)。公式サイトで最新料金をご確認ください。
| サービス | 時間 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 電話カウンセリング | 45分 | 6,600円 | 保険適用なし |
| Zoomカウンセリング | 45分 | 6,600円 | 保険適用なし |
| 精神科医オンライン診察(初診) | 20分程度 | 4,400円〜 | 保険適用・夜間加算あり |
| 精神科医オンライン診察(再診) | 20分程度 | 4,850円程度〜 | 保険適用・夜間加算あり |
| 処方箋発行 | — | +200円前後 | 診察料に加算 |
| 診断書発行 | — | 4,400円 | 別途 |
カウンセリングの方法
かもみーるでは、以下の2つの方法からカウンセリングを選べます。
- 電話カウンセリング:顔出し不要。声だけで話したい方に
- Zoomカウンセリング:顔を見ながら話せる対面に近い形式
精神科医のオンライン診察はZoom形式です。東京(神谷町)・仙台院では対面診察も可能です。
始め方(3ステップ)
- 無料会員登録:メールアドレスで登録。すぐに完了します
- 専門家を選んで予約:精神科医か心理士か、悩みの内容から選べます
- ZoomまたはLINEで受診・カウンセリング:自宅から参加できます
まとめ
この記事のまとめ
- かもみーるは、精神科医とカウンセラーが連携する医師監修のオンラインカウンセリング
- 発達障害・適応障害など、医療的な視点が必要な相談に強い
- 精神科医のオンライン診察は保険適用、診断書の発行も可能
- 「当日予約できた」「診断書をすぐ発行してもらえた」など、利便性への高評価が多い
- 料金はやや高め、人気で予約が取りにくい時間帯がある点は把握しておきたい
- 「まず話を聞いてほしい」ならうららか相談室、「医療的な評価が必要」ならかもみーるが向いている
一人で悩まず、まず専門家に話してみることが、最初の一歩になります。


元 少年鑑別所 心理技官(18年)
現職:子ども家庭支援センター
