「相談する」と聞くと、構えてしまったり、まだそこまで深刻ではないのでは、と迷う方も少なくありません。
しかし、子育ての悩みは、問題が大きくなってからでなければ相談できないものではありません。
日常の延長で利用できる相談の形として、オンラインカウンセリングがあります。
**オンラインカウンセリングは「今の状況を整理するための相談先」**として、無理なく利用できる選択肢の一つです。
この記事では、オンラインカウンセリングの特徴や活用方法を、子育ての悩みを抱える保護者の視点から整理していきます。
こんな悩みを、一人で抱え込んでいませんか?
・子どもが学校に行けず、毎朝気が重い
・子どものイライラが増え、親子の衝突が増えている
・子どもの感情のコントロールが難しそうで、どう関わればいいか分からない
・「自分の関わり方が悪いのでは」と責めてしまう
これらは、不登校や家庭内でのトラブルなど、形は違っても多くの親が経験する悩みです。
そして共通しているのは、親自身が限界まで頑張っているという点です。
ゆう限界まで頑張っている親のためにオンラインカウンセリングがあります。
オンラインカウンセリングは、どんなときに役立つのか


オンラインカウンセリングでは、こころの専門家であるカウンセラーにさまざまな悩みを相談することができます。
カウンセラーの専門分野によって対応できる内容は異なりますが、具体的には次のような内容に対応してくれます。
- 子育て
- 家族関係
- 夫婦関係
- 恋愛
- 婚活・妊活
- 性に関する悩み
- 自己理解
- 発達障害
- 愛着障害
- 精神疾患
- ハラスメント
- DV
- 不登校
- 親のメンタル不調
- うつ病や適応障害による休職
オンラインカウンセリングで相談できる子育ての悩み
先ほどの悩みの一覧から、子育てに関する悩みに絞って説明していきます。
具体的には次の5種類です。
- 子育て全般
- 親子関係
- 発達障害
- 不登校
- 問題行動
子育て全般
子育て・育児は、悩みが尽きないものです。
子どもは体の成長とともに、心も成長して複雑になっていくため、親はしつけや関わり方に悩むことが増えていきます。
子どもへのしつけや関わり方は正解がないですし、自分が子育てに悩んでいることを周囲に知られると、自分の子育てを否定されるのではないかと不安になります。



そのため、親は誰にも相談できずに、一人で悩みを抱えてしまいがちです。
こころの専門家は、子どもの発達や成長段階別のこころの状態や関わり方について、専門的な知識があります。


親子関係
家族関係の中でも、親子の問題は一度こじれるとなかなか元に戻せません。
特に、娘と母との関係が複雑化したり依存し合ったりする母娘問題は多くなりがちです。
お互いの生き方を大きく左右する場合がありますし、母娘関係はメンタルヘルスや対人関係にも影響を与えやすくなります。
カウンセリングを受けることで、親としてのあなたが、自分の考え方や感じ方に目を向けたり、子どもへの接し方を振り返ったりすることにより、親子関係を改善するきっかけを見つけられます。


発達障害
自分の子どもが他の子どもよりもできないことや苦手なことが多かったり、成長が遅いと感じたりすると不安になります。
もしかしたら、発達障害の可能性があるかもしれません。
インターネットや本で調べると、発達障害に関する情報があふれていて、どれが本当のことか分かりにくいですし、誤った情報を鵜呑みにしてしまうこともあるかもしれません。
そうしたときに、こころの専門家に相談することで、自分の子どもが発達障害の可能性があるのか、小児精神科医などに相談した方がいいのかなど的確なアドバイスをもらえます。



こころの専門家の多くは発達障害についての知識が豊富なので頼りになります。


不登校
子どもが学校に行くことを渋ったり、全く行かなくなってしまったりすると、親としては心配したり困惑したりします。
不登校になる原因はさまざまで、学校の授業についていけない、友達関係がうまく作れない、学校生活に馴染めないといったケースがあります。
こころの専門家は、不登校になった原因を一緒に考えてくれますし、焦らずにゆったりとした気持ちで関わることの大切さを教えてくれます。
カウンセラーの中には、スクールカウンセラー経験者も少なくないので、もしも子ども自身が相談したければ、直接カウンセリングを受けることもできます。


問題行動
子どもの問題行動にはさまざまなものがあります。
小さなこととしては、嘘をついたり、大人の言うことを無視したり、反抗的な態度を取ったりなどです。
大きなこととしては、家族や友達への暴力、家からの金銭持ち出しや万引き、性的な問題行動などが挙げられます。
こうした行動は、子どもの発達や成長において必要なものだったり一時的なものだったりすることもあります。
そのため、子どもによっては時間の経過とともに収まっていきます。
しかし、子どもの問題行動の程度が大きく、周りの人に迷惑をかけたり、長期間続いたりすると、親も困ってしまいますし、将来が心配になります。
そうしたとき、こころの専門家のカウンセリングを受けることで、子どもの問題行動の意味を理解し、どのように対応すれば良いのかアドバイスをもらえます。


オンラインで相談することのメリットと注意点


子育てについて悩んでいるあなたにとって、オンラインカウンセリングは身近で便利なサービスです。
オンラインカウンセリングで子育ての悩みを相談するときの親の気持ちに対するよさについて説明していきます。
- 子どもが寝た後に自宅でも相談できる
- 誰にもバレないで相談できる
- 子育ての孤独を解消できる。
子どもが寝た後に自宅でも相談できる
オンラインカウンセリングのメリットの一つに、好きな場所で好きな時間にカウンセリングを受けられることがあります。
子育ての中の親にとって、たとえ近くにカウンセリングルームがあったとしても、そこに出向いて一定時間相談をする時間を確保するのは難しいかもしれません。
オンラインカウンセリングであれば、夜に子どもを寝かしつけた後、リビングでスマホやパソコンを使って気軽にカウンセラーと話をすることができます。
メールやチャットでのカウンセリングを受けられるサイトもあるので、子供と一緒の布団の中で相談することもできます。
誰にもバレないで相談できる
カウンセリングを受けていることを誰かに知られることは、恥ずかしいと感じる人がいるかもしれません。
オンラインカウンセリングは自宅でカウンセラーと話ができるので、他の人にカウンセリングを受けていることを気づかれる心配がありません。
もしも夫や妻にも内緒にしたければ、相手が不在の時間を使ってカウンセリングを受けることもできるでしょう。
また、オンラインカウンセリングサイトでは、個人情報の保護に力を入れているので、カウンセリング内容が外に漏れることもないので、安心して相談することができます。
子育ての孤独を解消できる
子育ては、夫や妻の協力を得られなければ、孤独なものになりがちです。
ママ友やパパ友がいれば良いですが、自分の子どもを友達の子どもを比べることにもなってしまうので、気軽に相談することは難しいと感じる人もいるでしょう。



一人きりで悩みを抱えていると、イライラやモヤモヤが一層溜まってしまいます。
すると、子どもに対して感情的に接してしまうことも増えてしまうかもしれません。
オンラインカウンセリングを受けることにより、カウンセラーに自分の悩みに寄り添ってもらうことができ、孤独感が満たされ、気持ちが安定していきます。
「今すぐ答えがほしいわけではない」人にもできる相談
子育ての悩みは、「もう限界だから相談する」という段階だけで生まれるものではありません。
「今の関わり方でいいのか、一度整理してみたい」
「感情的になってしまう背景を、専門的な視点で確認したい」
そう感じる時点で、相談という選択肢を考えてもよいのです。
ただ、子育ての悩みに対応してくれるカウンセラーを見つけるのは難しいと感じるかもしれません。
ここでは、子育ての悩みの相談先となるカウンセラーにはどのようなタイプの人がいるのか説明します。
臨床心理士や公認心理師有資格者
臨床心理士や公認心理師は、心理学の知識が備わっていて、長期間のトレーニングを受けなければ取得できない資格です。
心理相談に関する職場に就職するときには、どちらかの資格を持っていることが条件になることが一般的です。
つまり、臨床心理士や公認心理士資格は、社会的にも信頼されている資格です。
オンラインカウンセリングで子育ての悩みを相談する際、どのような内容であっても、どちらかの資格を持っている人に相談すると安心できます。



悩みの内容によっては、別の資格のある人に相談する方が良いこともあります。
たとえば、発達障害の診断を受けて手帳の取得をしたいのであれば、精神科医や精神保健福祉士資格のある人に相談すると良いでしょう。
児童福祉に関する勤務歴
児童相談所や発達障害支援センターなどの公的機関や、児童精神科病院などの職場の勤務歴があるカウンセラーを選ぶと良いでしょう。
これらの勤務歴のあるカウンセラーは、子どもの発達や成長の悩み、児童に関する障害の悩み、親子関係の悩み、子どもの問題行動の悩みなど、さまざまな悩みに対応してきた経験があります。



特に、児童相談所勤務経験のあるカウンセラーは、子育ての悩みについて幅広い経験があります。
スクールカウンセラーの勤務歴
子どもの不登校、いじめ、学校不適応などの悩みについては、スクールカウンセラー勤務歴のあるカウンセラーがおすすめです。
スクールカウンセラーは、小学校や中学校に所属して、子どもの学校生活におけるさまざまな悩みに対応してきた経験があります。
子どもの心の専門家であり、学校の制度や仕組みについても把握しているので、具体的なアドバイスをもらえます。
子どもの通う学校のスクールカウンセラーに相談することも良いですが、どうしても学校側に悩んでいることを知られたくないときは、オンラインカウンセリングを活用すると安心です。
オンラインカウンセリングが向いている方
子育ての中で、気になることや違和感を抱えながらも、「これくらいで相談していいのか分からない」と迷っている方に、オンラインカウンセリングは適しています。
子どもの感情の起伏や親子関係の行き詰まりについて、まずは状況を整理し、自分の考えや気持ちを言葉にしたいと感じている方にとって、無理のない相談の場になります。
また、対面で話すことにハードルを感じている方や、仕事や家庭の都合で時間を取りにくい方にとっても、自宅から相談できる点は大きなメリットです。
つまり、「すぐに答えがほしい」というよりも、今後の関わり方を落ち着いて考えたいと感じている方に向いています。
- 子どもの不登校や家庭内の問題について、まず状況や気持ちを整理したいと感じている
- 周囲に相談できる人がいない、もしくは身近な人には話しにくい内容を抱えている
- 「どう対応すべきか」よりも先に、自分自身が限界に近いと感じている
- 対面相談に行く時間や心理的余裕が、今はあまり持てない
- 子ども本人ではなく、親としての立場や気持ちをまず扱いたい
オンラインカウンセリングが向いていない場合もあります
一方で、子どもや家族の安全が差し迫って脅かされている場合や、緊急性の高い対応が必要な状況では、オンラインカウンセリングだけでの対応が難しいこともあります。
そのような場合には、医療機関や公的な相談窓口など、すぐの支援につながる機関を優先することが大切です。
オンラインカウンセリングは、すべての問題を一度に解決する手段ではありません。
しかし、状況を整理し、次の一歩を考えるための「入り口」として活用することができます。
- 子どもや家族の安全が脅かされる状況が続いている(激しい暴力、緊急性の高い危険がある場合など)
- 医療的な治療や、緊急の支援介入が明らかに必要な状態
- 「すぐに問題を解決してほしい」「具体的な指示だけが欲しい」という期待が強い場合
- 相談すること自体に、まだ強い抵抗や不信感がある段階
子育ての悩みを相談するときによくある質問
オンラインカウンセリングで、子育ての悩みを相談するときによくある質問について紹介します。



私なりの回答も併せてお伝えします。
親だけでカウンセリングを受けても意味があるの?
親が子育てに悩んでいるとしたら、自分自身がカウンセリングを受けるよりも、子どもがカウンセリングを受けて良くなってほしいと思うかもしれません。
子どもが変わってくれれば、親としてのあなたの悩みもなくなるでしょう。
果たして、親であるあなただけがカウンセリングを受けることに意味があるのでしょうか?



もちろん意味はあります。
子育てや育児で起きる問題は、子どもだけの問題ではなく、親と子どもの関係性から生じる問題がほとんどです。
あなたがこころの専門家であるカウンセラーに相談することで、自分自身の考え方や気持ちに目を向けられるようになり、子どもへの接し方が劇的に変わります。
あなたが子どもへの関わり方を変えれば、子どもも確実に変わっていきます。
子どもへの適切な関わり方をカウンセラーからアドバイスしてもらえます。
自分の子育てを否定されそうで怖い!
自分の悩みを人に話すのは勇気がいることです。
しかも、子育てがうまくいっていないことを知られると、親失格と思われるのではないか、自分の子育てを否定されるのではないかと不安や恥ずかしい気持ちが高まってしまいます。
こころの専門家であるカウンセラーは、あなたの気持ちに寄り添って、子育ての苦労を労ってくれて、親子関係や現状を踏まえた上で無理のないアドバイスをくれます。
カウンセラーは、あなた自身や子育てなどの全てを受容してくれます。
お金を出してまで相談する価値があるの?
オンラインカウンセリングは、通常のカウンセリングよりも割安とはいえ、一定程度の料金は掛かってしまいます。
公的機関などでは無料相談なども行なってくれるので、果たしてオンラインカウンセリングでお金を出してまで相談する価値があるのでしょうか?



もちろん価値はあります。
オンラインカウンセリングは、自宅でいつでも専門家に相談できるということがメリットです。
もしもあなたが日中は仕事で忙しく、子どもを寝かしつけた夜中でないと時間が取れないのであれば、オンラインカウンセリングでそうした時間に対応してくれるカウンセラーを選ぶことができます。
また、カウンセリングは有料の方が、自分を変えようというモチベーションが高くなると言われています。
子育ての悩みにオンラインカウンセリング
子育ての悩みは、すぐに答えを出さなければならないものばかりではありません。
「この関わり方でいいのだろうか」
「誰かに聞いてほしいけれど、相談するほどでもない気がする」
そんな迷いを抱えたまま、日々を過ごしている方も多いと思います。
すぐに結論を出さなくても、今の状況や気持ちを一度整理しながら考えていくという方法もあります。
特に、不登校や家庭内の悩みは、「子どもをどう変えるか」を考え始めるほど、親の心が置き去りになりやすいテーマです。
まずは、「今の状況をどう感じているか」「どこで一人で抱え込んでいたのか」を整理することが、結果的に子どもへの関わり方を変えていきます。
オンラインカウンセリングは、「今の自分の立ち位置を確かめたい」と感じたときの一つの選択肢です。
まとめ
今回は、オンラインカウンセリングの特徴や活用方法を、子育ての悩みを抱える保護者の視点について整理しました。
子どもの感情や行動に向き合う中で、親が一人で考え続けることには限界があります。
オンラインカウンセリングは、答えを与える場というよりも、気持ちや状況を整理し、次の一歩を考えるための時間です。
「すぐに何かを変えなければならないわけではないけれど、今の関わり方を一度振り返ってみたい」ー
そんな段階でも利用することができます。


ご相談や質問がある場合には、こちらまでどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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