毒親の影響を受けて育った人は、大人になっても親の呪縛に囚われてしまい、抜け出せなくて困っている人が少なくありません。
毒親に育てられると、他人との関係においてうまく付き合えないと感じることが少なくありません。
特に、自分が子育てをする立場になり、その子育てがうまくいかないと感じるときに、自分も毒親になってしまうのではないかと恐怖心を抱くことも多いです。
そこで、本記事では、毒親の特徴やオンラインカウンセリングで相談できることについて説明していきます。
- 自分自身が毒親に育てられた経験があり、「自分の子どもには同じ思いをさせたくない」と悩んでいる人
- パートナーの親が毒親で悩んでいる人
- 自分の親との関係に悩みながら仕事・育児を両立している人
毒親とは

毒親という言葉は新しい言葉で、明確な定義はありません。
一般的には、子どもを支配したり、心を傷つけたりして、子どもにとって「毒」になる親を指します。
スーザン・フォワード氏の著書「毒になる親」(講談社刊、玉置悟訳)が話題となりましたが、この本がきっかけに「毒親」という言葉が広がったと言われています。

こうした親は、子どもの現在や未来に悪影響を与えてしまいます。
毒親は、過干渉・支配的な態度、生活の徹底した管理、親自身の価値観の押し付けなどが挙げられます。
その程度は虐待と言えるようなひどいものから、子どもにストレスを与えるようなものまで様々なものが当てはまります。
毒親の特徴

毒親に共通する特徴について解説していきます。
毒親は、子どもに対して次のような行動や態度を取る傾向があります。
- 子どもを管理する
- 子どもを支配する
- 親の価値観を押し付ける
- 過保護である
- 過干渉である
- 子どもを抑圧し、罪悪感を植え付ける
- 大人になっても就職や恋愛に口出しをする
子どもを管理する
毒親の特徴1つ目は、子どもを管理することです。
家庭内での生活態度だけでなく、学校や習い事、友達選び、食事や服装まで、子どもに関わることの全てを徹底して管理しがちです。
子どもは親の期待に沿って一生懸命に勉強や習い事に取り組みますが、親の望むような子どもになれないと感じるとストレスが高まってしまいます。
すると、日頃から親から受けている「命令」、「指図」、「禁止」などを、親の目の届かないところで、自分よりも立場の弱い人に向けるようになるかもしれません。
もちろんある程度子どものことを把握しておくことは大切なことですが、その子どもの発達に合わせて少しずつ管理する程度を小さくして、手放していくことも、子どもの成長や自律心の向上のために重要です。
子どもを支配する
毒親の特徴2つ目は、子どもを支配することです。
子どもがやりたいことをやらせるよりも、親がさせたいことをやらせることで、子どもの意思や行動を全て支配していきます。
親は子どものことを心配しているようで、実際にはそうではありません。
親は自分に逆らわない子どもに育てたいだけです。
つまり、「支配ー被支配」の関係を築いているといえます。
子どもは親に支配されることで、自分で何も考えなくても良い、何も考えない方が良いとなってしまいます。
すると、無気力、無力感を抱くようになり、親の言うことに逆らわないことこそが人生で重要な目標となってしまいます。
親の価値観を押し付ける
毒親の特徴3つ目は、親の価値観を押し付けることです。
一般的に、子どもは、小さい頃は親の考え方や価値観を、無自覚に当たり前のように取り入れていきます。
成長するにつれて、徐々に学校の先生や友達、マスメディアなどから別の考え方や価値観に触れるようになり、自分なりの考え方や価値観を少しずつ変えていきます。
毒親は、そうした子どもの価値観の変化を認めず、親の価値観を押し続けます。
「子どもは親の言うことに従うべきだ。」、「子どもは親のために勉強を頑張るべきだ。」といった感じです。
子どもは親の考え方や価値観に違和感を抱きながらも、親から価値観を押し付けられ、その価値観に従わないと親から批判されてしまいます。
過保護である
毒親の特徴4つ目は、過保護であることです。
「子どものため」という気持ちから、子どもが困らないように、親はどんなことでも先回りしてしまいます。
例えば、子どもがけがしないように外で遊ばせなかったり、子どもが勉強で困らないように付きっきりで宿題を教えたり、学校でいじめられないように毎日先生に電話をしたり、極端な行動をとります。
子どもが自分から離れていかないように依存させることで、親が自己肯定感を得ようするために行うためです。
子どもに過保護に接して自立を妨げることで、親はいつまでも「子どもに頼られる親」でいられる安心感を得ることができます。
子どもの自立性や自律心の成長を妨げ、子どもの社会性に深刻な影響を与えます。
過干渉である
毒親の特徴5つ目は、過干渉であることです。
夫や妻に不満がある場合や、離婚や死別をして孤独を感じている場合に、親が子どもに干渉を強めやすい傾向があります。
親が子どもと精神的な一体感を求めて寂しさを埋めようとするのです。
子どもが小さくて、親から大切にされていると感じているうちは良いですが、成長しても干渉され続けると、負担が大きくなってストレスも溜まってきます。
しかし、子どもは親が自分を求めていることに気づいているだけに、過干渉であることに反発することができにくく、次第に飲み込まれいていくような感覚になっていきます。
特に、母親が娘に対して、夫の不満を述べたり他人を愚痴ったりすることがありますが、母親の気持ちを娘にわかってもらいたいという気持ちに表れです。
子どもを抑圧し、罪悪感を植え付ける
毒親の特徴6つ目は、子どもを抑圧し、罪悪感を植え付けることです。
子どもに「罪悪感」を求めるのも毒親の特徴と言えます。
子どもは自分でやりたいことをやって、自分で考えて判断して行動することができます。
それなのに毒親は、子どものやりたいことや好きなことを抑え込もうとします。
例えば、母親が、母親の期待に反する子どもに対して、「あなたのことを思って全て我慢してきたのにどうして言うことを聞いてくれないの?」「あなたがわがままになってしまったのは全て私のせい。」などと言う場合があります。
母親は、まるで子どもが悪いと決めつけることで、子どもの気持ちを揺らいで罪悪感を植え付けることで、結局は親の言うことに従うように試みます。
大人になっても就職や恋愛に口出しをする
毒親の特徴7つ目は、大人になっても就職や恋愛に口出しをすることです。
子どもが高校や大学生になっても、就職や進路、恋愛や結婚など、大切なライフイベントに口出しを続ける親がいます。
子どもが大人になっていって自立していくことが不安でしょうがないのです。
いつまでも自分にとっての「子ども」でいてほしいという気持ちから、子どもの人生に干渉をし続けてしまいます。
こうした行動には、干渉を続ける方が「子どものためになる」と思い込んでいる場合があります。
その気持ちが、子どもにとって苦しいプレッシャーとなり、人生を狂わせていきます。
毒親になる原因

毒親は、なぜ「毒親」になり、子どもに悪影響を及ぼすようになるのでしょうか?
ここでは、次の3つの要因について解説します。
- 親自身の生育環境
- ストレスや精神的な余裕の欠如
- 理想の親像への執着
親自身の生育環境
毒親になる最大の要因の一つは、親自身が厳しい家庭環境で育ったことです。
幼少期に愛情不足や過剰な干渉を受けると、それが「当たり前の子育て」となり、無意識に自分の子どもにも同じ態度を取ってしまうことがあります。
また、親自身が「愛されるためには優秀でなければならない」、「親に逆らうのは悪いこと」という価値観を刷り込まれていると、子どもにも同様のプレッシャーをかけてしまいがちです。
毒親に育てられた子どもは、いずれ大人になって自分の人生を悔やみ満足できず、自分が親にされてきたことを自分の子どもに再現してしまいます。
そして、毒親は世代間で連鎖していきます。

こうした連鎖を断ち切るためには、自分の生育歴を振り返り、無意識の行動パターンを見直すことが重要です。
ストレスや精神的な余裕の欠如
仕事や家庭の負担が大きいと、親自身のストレスが増し、感情的に不安定になりやすくなります。
特に共働きで忙しい場合、子どもの気持ちに寄り添う余裕がなくなり、つい厳しく叱ったり、感情的に否定するような言動を取ってしまうことがあります。
親自身が夫婦関係に不満があったり、寂しさを抱えてきたりして、精神的に不安定であることも原因となりえます。
子どもを出産して子育てに混乱した状態から、親になったことの混乱や結婚に対する後悔が生じていることが原因となる人もいます。
親が自分の悩みを抱え込んでしまうと、無意識にそのフラストレーションを子どもに向けやすくなります。



自分のストレス管理を意識し、適切な発散方法を持つことが、毒親化を防ぐ鍵となります。
理想の親像への執着
「こうあるべき」という理想の親像にとらわれると、子どもに対しても「こうあるべき」という期待を押し付けがちになります。
例えば、「良い成績を取らなければならない」、「親に感謝するのが当たり前」といった価値観を強いると、子どもは自由に自己表現できなくなり、親子関係がギスギスしやすくなります。
また、親が「私は苦労したのだから、子どもはもっと頑張るべき」と考えると、無意識に子どもに厳しく接してしまうこともあります。
親自身が「完璧でなくてもいい」と認めることで、子どもにも柔軟な関わりができるようになります。
オンラインカウンセリングで毒親について相談する場合
毒親でつらい思いをしているあなた、専門家に相談したいならばオンラインカウンセリングがおすすめです。
オンラインカウンセリングであれば、好きな時間に好きな場所から、誰にも知られずに相談することができます。
毒親について相談の対象としているオンラインカウンセリングサービスの一つに、「うららか相談室」があります。
そのうららか相談室の毒親についての相談内容について紹介します。
毒親に育てられ、他人との接し方がよく分からずつらい
毒親に育てられた人は、自分の考え方や価値観が毒親の影響を受けていることもあり、他人と上手に接することができにくい傾向があります。
「自分は親のために生きてきて、今も親の干渉を受け続けている。」
こうした人にとって、他の人が自分の意見を持って好きなことに挑戦して、自由に生きているのを見ると、辛い気持ちになってしまうでしょう。
自分と違う他人とどのように接すれば良いのか?
心理の専門家であるカウンセラーに相談することで、対人スキルを上げることができます。
他者との付き合い方に役立つ心理スキルについては、次の記事を参考にしてください。
母親が毒親で、いつもストレスを感じている
毒親になるのは、どうやら母親の方が多い印象があります。
母親は、自分の人生で後悔したことやできなかったことを、娘に叶えさせようとします。
そうした母親は「勉強」や「習い事」を徹底的に管理して、自分の理想の娘に育てようとします。
そして、学歴や仕事などの進路、友達や恋人などの人間関係にも口出しをして、娘を支配しようともします。
この関係は、「共依存」の考え方でも説明することができます。
共依存をはじめとした依存については、次の記事を参考にしてください。
毒親相談におすすめのオンラインカウンセリング
オンラインカウンセリングの心理カウンセラーとのセッションを続けることで、親との関係を見直したり、自分の感情や行動を変化させたりすることができます。
ここでは、毒親相談におすすめのオンラインカウンセリングについて紹介します。
うららか相談室
うららか相談室は、国内最大のオンラインカウンセリングです。
カウンセラーの数は600名を超えていて(2025年3月現在)、子育てや教育、親子関係や家族関係に詳しいカウンセラーが多数所属しています。
カウンセラーは、全員が臨床心理士か公認心理師、または人の支援に関する国家資格を持っています。
うららか相談室の公式サイトでは、「相談内容から探す」の中に、「毒親・家族関係・嫁姑問題」の項目が書かれています。
毒親についてのカウンセリングといえば、うららか相談室が最も対応力に優れているといえます。


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メザニン


メザニンは、社会人教育の株式会社リカレントが設置し、EAP分野では日本最大級のNPO法人が運営するメンタルヘルス分野に特化したオンラインカウンセリングサービスです。
メザニンに登録しているカウンセラーは、臨床心理士や公認心理師、精神保健福祉士、EAPメンタルヘルスカウンセラーなどの専門的な資格を全員が所持しています。
また、カウンセラーを選ぶときに、料金で比較しなくても良いので、自分に合ったカウンセラーを安心して選ぶこともできます。


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かもみーる
かもみーるは、医師監修のオンラインカウンセリングで、自分の好きな場所・時間・方法で、有資格者であるカウンセラーに相談できるカウンセリングを提供しています。
精神科医によるオンライン診察にも対応していて、その場合は保険が適用されます。
サイトには、メンタルヘルスの相談に関する直接的な記事はありませんが、かもみーるの強みは、精神科医による診察と、心理士によるカウンセリングのどちらも受けられる点です。
うつ病や適応障害などのこころの病気がある場合には、まずは精神科医による精神医学的な治療を優先し、それに合わせるようにカウンセラーによるカウンセリングを受けることで、こころの健康が悪化しないようにしたり、再発しないようにしたりすることができます。


- 精神科医による診察をオンラインで受けられる
- 自宅で人目を気にせず受けられる
- 自分に合ったカウンセラーを選べる
- 対面形式に近いカウンセリングを受けられる
まとめ
今回は、毒親の特徴やオンラインカウンセリングで相談できることについて説明しました。
毒親の特徴については、次のとおりです。
- 子どもを管理する
- 子どもを支配する
- 親の価値観を押し付ける
- 過保護である
- 過干渉である
- 子どもを抑圧し、罪悪感を植え付ける
- 大人になっても就職や恋愛に口出しをする
ご相談や質問がある場合には、こちらまでどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。


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