あなたがカウンセリングを受けたいと思っても、始めてから終わるまでどのくらいの頻度で受けるのが良いのかわからずに悩んでしまうかもしれません。
カウンセリングは相談者が置かれている状況や悩みの大きさなどによって相談期間は大きく異なりますが、一般的な頻度や期間を押さえておくと、大まかな見通しを立てれるので安心できますよね。
そこで、本記事では、一般的なカウンセリングの頻度や期間などについて詳しく説明していきます。
カウンセリングを受けようと思っている方は、知っておくと安心できますよ。
カウンセリングとは
カウンセリングとは、こころの悩みを持つ人が心理の専門家であるカウンセラーと対話することにより、その悩みについて助言や支援を受けることです。
相談者は、カウンセラーと1対1で話をすることで、自分の問題に安心して向き合うことができるようになり、自分の問題の解決方法を見いだしたり、同じ問題を繰り返さないようにしたりできるようになります。
カウンセリングは対面で行うものが一般的ですが、同じ効果を得られるものとして「オンラインカウンセリング」が注目されています。
オンラインカウンセリングの効果については、次の記事を参考にしてください。
カウンセリングの頻度と流れ
カウンセリングの頻度や流れ、期間や終わり方について説明していきます。
冒頭でも説明したとおり、その人が置かれている状況や悩みの種類・大きさによって、頻度や流れなどは変わっていきますので、あくまでも一般的なものとして参考にしてください。
カウンセリングの頻度
カウンセリングの頻度は、カウンセリング開始の時期と、カウンセリングがある程度進んだ時期によって異なります。
カウンセリングを開始したばかりの時期は、月2回(1・2週間で1回)程度が一般的です。
その後、カウンセリングがある程度進み、相談者が悩みについて向き合って少しずつ解決できるようになると、月1回程度に調整していくことがあります。
カウンセリングの頻度は相談者とカウンセラーが二人で話し合って決めていくものです。
カウンセリングの全体の流れを見ていきながら、頻度を決めていくことになります。
カウンセリングの流れ
カウンセリングは、大きく3段階に分かれて行われます。
- インテーク面接(初回面接)
- アセスメント(面接・心理検査)
- トリートメント(心理教育・心理療法)
カウンセリングの初回面接を「インテーク面接」と呼びます。
インテーク面接では、相談者が自分の悩みをカウンセラーに話をしていき、カウンセラーは相談者の悩みの原因を的確に捉えるとともに、その悩みの解消に向けてどのような働きかけをすれば良いのかを考えていきます。
カウンセリングの2回目以降は、アセスメント中心の段階になります。
「アセスメント」とは、相談者の悩みの原因を明確にするとともに、相談者自身がどのような人物(知能、性格、価値観など)なのかを探っていきます。
カウンセラーは、インテークで得られた情報をもとに、さらに相談者に質問をしていきますし、相談者の知能や性格などを客観的に調べるために心理検査などを実施していきます。
アセスメントを行いながら、同時に「トリートメント」と呼ばれる心理教育や心理療法に入っていきます。
アセスメント段階とトリートメント段階は明確に分かれていないため、カウンセリング数回目からトリートメントに入ることも少なくありません。
心理教育や心理療法により相談者の気持ちが回復して、悩みが解消するまでカウンセリングは続いていきます。
皆さんがイメージするカウンセリングはこの段階のことを指します。
カウンセリングの期間
インテーク面接、アセスメント、トリートメント、この流れは誰でも同じですが、その期間は人によって大きく異なります。
数か月で終わる人もいれば、1年程度かかることもあります。
中には、数年間カウンセリングを受け続けているような人もいます。
カウンセリングを受ける中で、あなた自身の考え方が変化したり、問題に立ち向かえるようになったりすることができる実感を持てるようになっていきます。
そうした自分自身の変化をカウンセラーと共有しながら数か月から数年かけて、自分だけでも大丈夫だという自信をつけていくことになります。
カウンセリングの終結
カウンセリングの終結は、初めから決めておくこともあれば、あなた自身の変化が訪れたときを見計らって決めることがあります。
いずれの場合も、あなたが抱えている悩みを解決できるようになったときではなく、同じような悩みが生じたときに、あなた自身が自分の力でその悩みに対処できるようになる力を身につけたときが終結の時期です。
自分らしい人生を送るイメージをすることができたら、カウンセリングの終了を意識する時期といえます。
カウンセリングの終結を決めて、それに向けてカウンセリングによる心理教育や心理療法を行なっていくこともあります。
しかし、もしもあなたが不安や悩みを持ち続けるようであれば、終結の時期をずらすこともできますし、カウンセリングの間隔を広げつつも継続するという選択をすることもできます。
カウンセリングの終結は、簡単には決められないため、カウンセラーと十分に話し合って決めていくことが欠かせません。
オンラインカウンセリングのメリット
ここまでカウンセリングの頻度や期間について説明してきました。
頻度や期間は多くて長い方が良いと感じる人もいるかもしれませんが、そうすると費用や時間の負担が大きくなってしまいます。
特に、子育て中の共働き夫婦で、お金や時間に余裕のない方には、オンラインカウンセリングがおすすめです。
オンラインカウンセリングは、対面カウンセリングと比べて、次のようなメリットがあります。
- 時間や場所を選ばない
- スケジュールの調整がしやすい
- 来所する時間や交通費を節約できる
- 地方や海外などどこからでもできる
- 移動が困難な障がいのある人も利用しやすい
- 料金が比較的安い
- 相談方法を選べる
- 誰にも知られずに相談できる
オンラインカウンセリングのメリットについては、次の記事で詳しく説明しています。
おすすめのオンラインカウンセリング
最後におすすめのオンラインカウンセリングサービスについて紹介します。
カウンセリングを時間を選ばずにお得に受けることのできるのは次の3社です。
- うららか相談室
- メザニン
- かもみーる
うららか相談室
うららか相談室は、国内最大のオンラインカウンセリングです。
カウンセラーの数は480名を超えていて(2023年12月現在)、子育てや教育、親子関係や家族関係に詳しいカウンセラーが多数所属しています。
カウンセラーは、全員が臨床心理士か公認心理師、または人の支援に関する国家資格を持っています。
あなたの悩みに合ったカウンセラーに出会えますし、終結まで長く続けることを考えたら、料金的にも高くない本サービスは使いやすいといえます。
- 国内最大のオンラインカウンセリング
- 480名を超える専門家に相談できる
- カウンセリング方法を4種類から選べる
- 誰にも知られず、匿名での相談が可能
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メザニン
メザニンは、社会人教育の株式会社リカレントが設置し、EAP分野では日本最大級のNPO法人が運営するメンタルヘルス分野に特化したオンラインカウンセリングサービスです。
メザニンに登録しているカウンセラーは、臨床心理士や公認心理師、精神保健福祉士、EAPメンタルヘルスカウンセラーなどの専門的な資格を全員が所持しています。
また、カウンセラーを選ぶときに、料金で比較しなくても良いので、自分に合ったカウンセラーを安心して選ぶこともできます。
- 専門性の高いカウンセラー
- 料金一律の安心のカウンセリング
- 配偶者や家族の付き添いが可能
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かもみーる
かもみーるは、医師監修のオンラインカウンセリングで、自分の好きな場所・時間・方法で、有資格者であるカウンセラーに相談できるカウンセリングを提供しています。
精神科医によるオンライン診察にも対応していて、その場合は保険が適用されます。
サイトには、メンタルヘルスの相談に関する直接的な記事はありませんが、かもみーるの強みは、精神科医による診察と、心理士によるカウンセリングのどちらも受けられる点です。
うつ病や適応障害などのこころの病気がある場合には、まずは精神科医による精神医学的な治療を優先し、それに合わせるようにカウンセラーによるカウンセリングを受けることで、こころの健康が悪化しないようにしたり、再発しないようにしたりすることができます。
- 精神科医による診察をオンラインで受けられる
- 自宅で人目を気にせず受けられる
- 自分に合ったカウンセラーを選べる
- 対面形式に近いカウンセリングを受けられる
まとめ
今回は、一般的なカウンセリングの頻度や期間などについて説明しました。
カウンセリングを初回から必要な期間を経て、終結まで行うためには、それなりの料金がかかってしまいます。
料金的におすすめのオンラインカウンセリングサービスについて紹介した記事がありますので、参考にしてください。
ご相談や質問がある場合には、こちらまでどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
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