カウンセリングは自己負担?保険適用になる条件を詳しく解説!

保険適用されるカウンセリング

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心理の専門家によるカウンセリングを受けようとするとき、料金はどのくらいするのか、保険適用はされるか、気になりますよね?

残念ですが、臨床心理士や公認心理師によるカウンセリングは、基本的には保険適用されません。

しかし、いくつか条件を満たせば、カウンセリングが保険適用され、人によっては3割負担でカウンセリングを受けることができます。

本記事では、カウンセリングが保険適用になる条件について詳しく説明します。

ゆう

保険適用されるオンラインカウンセリングサービスについても触れていきます。

この記事でわかること
  • カウンセリングが保険適用される条件
  • オンラインカウンセリングが保険適用される条件
  • カウンセリングの料金相場
目次

カウンセリングは基本的に保険適用なし

キャンセル

健康保険が適用される一般的な医療を保険診療といいます。

風邪を引いたときや怪我をしたときに病院に行って医師の診療や治療を受けると保険適用されて、例えば3割負担で医療を受けることができます。

カウンセリングは、臨床心理士や公認心理師が実施することが多いですが、心理士が単独で行うカウンセリングはあくまでも「心理療法」ですので、「医療」にはならないため保険適用はされません。

ゆう

私が職場で行っているカウンセリングも、残念ながら保険適用はされません。

カウンセリングが保険適用される条件

先ほど説明したようにカウンセリングは基本的には保険適用外ですが、次の3つの条件のうち、いずれかを満たす場合に保険適用されます。

カウンセリングが保険適用される条件
  • うつ病などで医師等による認知行動療法を受けた場合
  • 精神科医による精神疾患の通院・在宅で精神療法を受けた場合
  • 医師による標準型精神分析療法を受けた場合

うつ病などで医師等による認知行動療法を受けた場合

うつ病や双極性障害(躁うつ病)などの気分障害などの精神疾患でお困りの方が、医師や、医師の指示を受けた看護師や心理士などによる認知行動療法を受けた場合には、保険適用になることがあります。

気分障害とは、精神障害のうち、長期間にわたり悲しみで過度に気持ちがふさぎ込む(うつ病)、喜びで過度に気持ちが高揚する(躁病)、またはその両方を示す感情的な障害を示す障害を気分障害といいます。うつ病と躁病は気分障害の両極にある状態です。

家庭版MSDマニュアル

気分障害以外にも、次のような精神疾患でカウンセリングにおいて認知行動療法を受けた場合に保険適用になります。

  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 強迫性障害
  • 社会不安障害
  • 摂食障害(神経性過食症等)
  • 物質使用障害(アルコール依存症等)

保険適用のカウンセリングを受けたい場合には、精神科医により上記のような精神疾患を診断してもらった上で、カウンセリングが必要と判断される必要があります。

ゆう

医師の指示があって、初めて心理士のカウンセリングが保険適用されます。

精神科医による精神疾患の通院・在宅で精神療法を受けた場合

精神科医によって特定の精神疾患が診断され、それによる精神療法を受ける場合には保険適用となります。

特定の精神疾患とは次のようなものがあります。

  • 統合失調症
  • 躁うつ病
  • 不安障害
  • 中毒性精神障害
  • パーソナリティー障害
  • 性同一性障害

これらの精神疾患の治療のために「精神科医」がカウンセリングを行った場合に保険適用されます。

ゆう

精神科の担当医でない医師や心理士のカウンセリングでは保険適用されません。

医師による標準型精神分析療法を受けた場合

標準型精神分析療法とは、悩みの原因となっている出来事や問題についてしっかりと向き合って分析し、治療していく心理療法です。

医師と患者が対話を通じて治療をしていくことになります。

保険適用になるのは、1回45分を超えなければならないとされています(厚生労働省資料)。

多くの医師にとって一人の患者に45分も時間を掛ける余裕はないため、積極的に行ってくれる病院は少ない傾向があります。

ゆう

保険適用となる精神分析療法を実施してくれるかどうか事前に調べてから通院しましょう。

カウンセリングにかかる費用

相談内容

カウンセリングにかかる費用について説明します。

ここでは一般的・標準的なカウンセリングについて保険適用される場合とそうでない場合に分けて解説します。

保険適用される場合

カウンセリングは種類や時間などによって料金は異なりますが、医師などによるカウンセリングで保険適用される場合は、3割負担であれば、およそ3,000円〜5,000円程度となります。

保険適用されない場合

臨床心理士や公認心理師によるカウンセリングの場合、保険適用はされません

カウンセリングの時間は1回45分〜60分程度で、5,000円〜10,000円程度が相場です。

オンラインカウンセリングであれば、同じ時間で、3,000円〜8,000円程度となります。

ゆう

オンラインカウンセリングの料金については次の記事を参考にしてください。

カウンセリングを安く受ける方法

カウンセリングは、基本的に保険適用されないので費用が高く感じてしまうかもしれません。

家計に余裕のない方であれば、オンラインカウンセリングがおすすめです。

オンラインカウンセリングは基本的に保険適用されませんが、対面カウンセリングに比べれば費用が抑えることができます。

また、無料で受けられるオンラインカウンセリングもありますので、次の記事を参考にしてください。

保険適用のあるオンラインカウンセリングサービス

最後に、保険適用のあるオンラインカウンセリングサービスを紹介します。

精神科医のオンライン診療をメインにしているオンラインカウンセリングサービスで代表的なのは、「かもみーる」です。

かもみーるには、2024年1月現在で13名の精神科医の所属が確認できます。

全ての医師が厚生労働省のオンライン診療の講習を修了済みで、オンライン診療やオンライン診断に対応しています。

オンライン診察や保険が適用されるので、料金を抑えることができます。

かもみーる
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  • 自宅で人目を気にせず受けられる
  • 精神科医のオンライン診察
  • 対面形式に近いカウンセリングを受けられる

まずは無料会員登録から!

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まとめ

今回は、カウンセリングが保険適用になる条件について詳しく説明しました。

カウンセリングが保険適用になるのは、次の3つの条件のうち、いずれかを満たす場合に保険適用されます。

カウンセリングが保険適用される条件
  • うつ病などで医師等による認知行動療法を受けた場合
  • 精神科医による精神疾患の通院・在宅で精神療法を受けた場合
  • 医師による標準型精神分析療法を受けた場合

ご相談や質問がある場合には、こちらまでどうぞ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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